株式会社ティ・アイ・ディ(以下、TID)、日本ストラタステクノロジー株式会社(以下、日本ストラタス)、ファルコンストア・ジャパン株式会社(以下、ファルコンストア)の3社は5月13日、VMware製品を活用したディザスタリカバリ(DR)ソリューションを販売すると発表した。
同ソリューションは、日本ストラタスの無停止型サーバー「ftServer 6200/4400」と、ファルコンストアのオンラインバックアップ&リカバリ製品「CDP Virtual Appliance」を組み合わせて実現する。今回、製品同士の動作検証を終えた両社は、共通のパートナーであるTIDを中心に販売を行っていく方針。
ftServer 6200/4400は、「VMware Infrastructure 3」に対応する無停止型サーバー。ハイエンドの6200ではクアッドコアのXeonを搭載、ミッドレンジの4400ではデュアルコアのXeonを搭載しており、この上でCDP Virtual Applianceを動作させることでDRを実現する。
CDP Virtual Applianceは、VMware上でゲストマシンとして動作し、サーバーの監視・バックアップ・リカバリを行うシステムをパッケージ化したソフト。監視対象とするサーバー上にエージェントを設置することで、CDP(Continuous Data Protection)を実施。対象サーバーに不具合が生じた際に、スナップショットを行った直前の時点のシステムとデータ環境を、別サーバー上に復元する。
これにより、低価格・低ネットワーク負荷で、復旧時間10分以内のDRが実現できるとしている。日本ストラタスとファルコンストアはTIDに技術支援を行い、TIDが販売を実施。3社協業体制により、初年度3億円の販売を見込む。
■ URL
株式会社ティ・アイ・ディ
http://www.tid.co.jp/
日本ストラタステクノロジー株式会社
http://www.stratus.co.jp/
ファルコンストア・ジャパン株式会社
http://www.falconstor.co.jp/
ニュースリリース
http://www.tid.co.jp/whatsnew/archives/2008/05/press_releasevm.html
( 川島 弘之 )
2008/05/13 15:39
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