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モディファイ、RSSに特化したSaaSアプリケーションスイート「MODIPHI APPS」

RSSの閲覧・編集・発行、効果測定まで可能

MODIPHI APPSのアーキテクチャ

CEO兼クリエイティブ・ディレクターの小川浩氏
 株式会社モディファイは5月19日、RSSフィード活用アプリケーションスイート「MODIPHI APPS」を発表した。2007年よりベータ公開してきたサービスの正式版となる。

 MODIPHI APPSは、RSSフィードの編集・発行のほか、リーダー機能、ブログパーツ作成機能、効果測定といった機能を統合して提供するRSS活用アプリケーションスイート。全文検索機能やアーカイブなどが可能なフィードリーダー「READER」、RSSフィードの生成、配信管理、HTML発行機能を用意した「FeedMS」、RSSアイコンやブログパーツなどを発行できる「WIDGETS」、発行したRSSフィードの効果測定を行える「FeedMetrix」で構成されている。

 MODIPHI APPSについて、同社CEO兼クリエイティブ・ディレクターの小川浩氏は、「オンデマンドRSSデータベースとアカウント管理機能を統合したのが、MODIPHI APPS。ベータ版では、RSSリーダーとRSSエディタが一体化していたが、製品版では分離し、それぞれ個別に利用できるようになっている。また、APIも公開されているので、MODIPHI APPSのAPIを利用してメディアを作成することも可能」と説明。「ベンチャー企業として、クラウドコンピューティングをすべて制覇するというのは困難だが、“小さな雲”としてMODIPHIを提供していきたい」と、MODIPHI APPSをミニ・クラウドとして展開していく考えを示した。


READER。デザインは一新しているが、基本的な機能は引き継いでいる RSSフィードの編集・発行などを行えるFeedMS Widgetsは、ブログなどに向けたWebパーツを作成するツール

 教育機関向けの「Education Edition」、官公庁・自治体向けの「Public Edition」、個人向けの「Personal Edition」、スモールビジネス向けの「Standard Edition」、ビジネス向けの「Gold Edition」、エンタープライズ向けの「Platium Edition」の6つのエディションを用意。

 価格は、Standard Edition(ストレージ容量1GB、HTML to RSS=5)が月額5250円、Gold Edition(ストレージ容量20GB、HTML to RSS=20)が月額5万2500円、Platium Edition(ストレージ容量100GB、HTML to RSS=100)が月額12万6000円。Education Edition、Public Edition、Personal Editionは無償で提供される。同社では、年間100社への提供を目標としている。


SBI Robo代表取締役 執行役員CEOの渡部薫氏
 発表会には、MODIPHIのリーダーを採用したSBI Robo株式会社 代表取締役 執行役員CEOの渡部薫氏も出席。「人脈SNSサイトであるSBI Businessにおいて、ビジネスパーソンにとって役立つニュースを一括して確認できるページで利用。今後、プロフィールデータをRSS化して配信するといった使い方でも活用したいと考えている」とした。




URL
  株式会社モディファイ
  http://www.modiphi.co.jp/
  MODIPHI
  http://www.modiphi.com/


( 福浦 一広 )
2008/05/19 15:38

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