 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
日本HP、事業部横断でデータセンターの変革を支援する「HP DCTポートフォリオ」 |
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
統合・仮想化・ファシリティ設計を包括支援
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
HP DCTポートフォリオは、「2005年から行っていた日本HP自体のデータセンター統合のノウハウを生かし」（執行役員 コンサルティング・インテグレーション統括本部長の高橋訓氏）、企業のデータセンター最適化を戦略立案から移行、運用、改善までトータルに支援する製品・サービス群。 高橋氏は「ITを利用していかにビジネスを成長させるか、コストやリスクをどう低減するか、経営視点の課題は大きくこれらに集約される。HP DCTポートフォリオではこれらを解決するため、経営視点、物理的な制約からの視点の二面からデータセンターの変革をお手伝いする」と概要を説明。さらに同ポートフォリオは「当社がデータセンターの今後あるべき姿として提唱している、プール化されたリソースを必要に応じて自動配分できる“NGDC（Next Generation Data Center）”を目指したソリューション群である」とも述べた。
HP DCCサービスでは、日本HPのコンサルタントがデータセンター統合に関する戦略策定、現状分析と課題抽出、ガバナンスの確立、設計、移行までの各ステップを包括的に支援。それぞれのステップに応じて「DCC 戦略策定サービス」「DCC ディスカバリー・サービス」「DCC デザイン・サービス」「DCC 移行サービス」の4メニューに細分化されており、ユーザーはどれか1つからでもサービスが受けられる。 HP DCVサービスでは、データセンターにおける仮想化環境の導入について戦略策定から実際の構築、移行までを包括的に支援。やはり各ステップに応じて「DCV 戦略策定サービス」「DCV デザイン・サービス」「DCV 移行サービス」と細分化されており、単独提供にも応じる。「ストレージはだいぶ共有化が進んでいるが、残されたサーバーの統合やSOAによるアプリケーション統合も一括して支援していく」（コンサルティング・インテグレーション統括本部 ソリューション戦略本部長の中村時彦氏）としている。 併せて、こうした「データセンター・トランスフォーメーション」を疑似体験できるワークショップも無償提供するとのこと。
なお同ポートフォリオ発表に伴い、日本HPではコンサルティングの大幅強化を図る方針。コンサルティング・インテグレーション統括本部のほか、マーケティング統括本部、テクニカルセールスサポート本部など他事業部とも広く連携し、横断的な推進部隊を編成する予定で、2009年までに100人超え体制をめざすとしている。 3つ目のHP CFサービスは、テクノロジーサービス統括本部が提供する。同サービスは、日本HPが2月13日に買収完了した米EYP Mission Critical Facilities（ETP MCF）のノウハウを生かして提供するもの。ネットワークケーブルなどを収納するレイズドフロア部分が2000平米以上の規模のデータセンターを対象に、ファシリティの設計・開発を行う。 現状調査やファシリティ戦略立案、設計・デザインまでをHP/EYP MCFが行ったあと、一級建築士の資格が必要となる実際の建設は、建設会社とのパートナーシップで実行。構築後の検証をふたたびHP/EYP MCFが主となって実施する。
■ ＵＲＬ 日本ヒューレット・パッカード株式会社 http://www.hp.com/jp/ ニュースリリース http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2008/fy08-115.html ■ 関連記事 ・ 日本HP、データセンターの空調コストを約30％削減するソリューション（2007/02/05）
（ 川島 弘之 ）
|
