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日本オラクル、基本機能に特化した中規模ビジネス向けのドキュメント管理ソフト


 日本オラクル株式会社は6月3日、中規模ビジネス向けのドキュメント管理ソフトウェア「Oracle Universal Content Management Standard Edition」を発表した。2007年10月に発表した「Oracle Universal Content Management」のエントリー向け製品にあたり、ドキュメント管理の基本機能に特化している点が特徴。提供は同日より開始する。

 Oracle Universal Content Management Standard Editionは、ドキュメント、画像などをOracle Databaseに格納し管理するWebベースのアプリケーション。ドキュメントの登録や版管理、検索、ワークフロー、ユーザーインタフェイスのパーソナライズといった、ドキュメント管理に必要な機能を備えている。また、ドキュメントをHTMLへ自動変換する機能を備えており、原本を不用意に配布・複製するような危険性を回避できるとのこと。

 日本オラクルでは、ファイルサーバーから同製品に運用に切りかえることで、ドキュメント管理の主な課題とされている利便性、セキュリティ、管理効率などの課題を解決できるとしている。

 価格は、プロセッサライセンスが656万2500円から、指名ユーザーライセンスが13万1250円から。なお同社は、Oracle Universal Content Management Standard Editionの販売とシステム構築にかかわる体制を整える目的で、新日鉄ソリューションズ株式会社と協業を開始した。新日鉄ソリューションズでは、ドキュメント管理を迅速に導入したい企業や部門に対してハードウェアとOS、Oracle Universal Content Management Standard Editionとその初期セットアップを含んだメニューを用意するという。このソリューションの価格は980万円から。



URL
  日本オラクル株式会社
  http://www.oracle.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1869


( 石井 一志 )
2008/06/03 16:33

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