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ネットワン、ユーティリティコンピューティング環境を構築するグリッドOSを発売 |
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AppLogicは、ユーティリティコンピューティングを実現するためのグリッドOS。既存の汎用サーバーへインストールして、それをGigabit Ethernet（GbE）で接続すると、CPUやメモリ、ストレージなどのリソースプールを作成し、アプリケーションへ必要に応じて処理能力を割り当てることができる。 具体的には、Webアプリケーションのインフラ構築で必要とされる、ファイアウォールやロードバランサー、Webサーバー、OS、データベース、ストレージといったすべての要素を、グリッド上の仮想OSと各サービスに必要なアプリケーションを組み合わせた、「仮想アプライアンス」に置き換える。仮想アプライアンスはWebブラウザ上でアイコン化されているので、それらを視覚的に操作することにより、設置と接続、リソースの割り当てなどを行え、アプリケーションの規模を柔軟に拡張したり縮小したりできるという。 また、LAMP（Linux/Apache/MySQL/PHP）など代表的なWebアプリケーションのシステム構成をあらかじめテンプレートとして用意し、ユーザーの負担を軽減するほか、ユーザー自身による独自テンプレート作成やカスタマイズも可能にした。 データの可用性は、グリッド内の複数サーバーでミラーリングを行って確保。さらに、構築したアプリケーション環境のすべての要素、例えばコードやデータ、OS、ミドルウェア、ポリシーなどはカプセル化されるため、コピーやバックアップも容易に実行できるとしている。 ■ ＵＲＬ ネットワンシステムズ株式会社 http://www.netone.co.jp/ ニュースリリース http://www.netone.co.jp/newsrelease/2008/20080605.html
（ 石井 一志 ）
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