株式会社XACKは6月9日、安全性と操作性を兼ね備えたWebメールシステム「XACK WebMail」を発表した。6月10日から販売を開始する。
XACK WebMailは、数名の中小企業から数万名規模の大企業まで幅広く利用できるWebメールシステム。Webブラウザを通してメールサーバーと連携し、SMTPおよびPOP3によってメールの送受信を行う。次期バージョンではIMAPにも対応する予定。Webメールであるとともに、NTTドコモ、au、ソフトバンク、ウィルコムの携帯電話にも対応しているため、いつでもどこからでもメールが利用できる。
メールデータはシステム内のデータベースで一元管理され、クライアント側に残らないため、端末の盗難や紛失時における情報漏えいの心配がないという。ログインユーザー管理では、CookieやHTTPセッションといった技術ではなく、「アクセスキー」という独自コードを採用することで安全性を高めているのが特長。さらにログインページ以外、Webブラウザに履歴が残らないため、意図しない第三者のアクセスも防止できるとしている。
ライセンス価格は、最小構成25ユーザーで15万円から。XACKでは初年度100ライセンスの販売を見込む。なお、IMAP対応の次期バージョンは9月にリリースする予定としている。
■ URL
株式会社XACK
http://xack.co.jp/
XACK WebMail
http://xack.co.jp/modules/product2/index.php?id=1
( 川島 弘之 )
2008/06/09 18:57
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