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富士通と松下、ネットワークカメラを活用した製造業見える化ソリューション
富士通株式会社と松下電器産業株式会社(以下、松下)は6月12日、富士通の生産管理システムと松下の工場見える化システムを連携させた「製造業見える化ソリューション」を発表した。同日より、両社で販売活動を開始する。
製造業見える化ソリューションは、富士通の工程管理システム「GLOVIA/MES」と装置管理システム「SCADA」で構成される生産管理システムと、松下のネットワークカメラシステムで構成される工場見える化システムを連携したもの。製造設備の異常時だけでなく、生産管理システムで感知した人的作業による異常に対しても、ネットワークカメラで映像として記録可能。これにより、製造設備の一時停止や緊急停止の原因分析のほか、組立作業が遅延した原因について、作業分析や動線分析など人の動きを加味した分析が可能になるとしている。
価格は、生産管理システム一式が600万円より、工場見える化システム一式が560万円より。なお、価格にはシステム構築費用は含まれていない。両社は今後3年間で30億円の売上を目標としている。
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URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
松下電器産業株式会社
http://panasonic.co.jp/
プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2008/06/12.html
( 福浦 一広 )
2008/06/12 12:44
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