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DOS、IT統制レポートが出力できる資産管理ソフト「SS1 4.0」


 株式会社ディー・オー・エス(DOS)は6月12日、IT資産管理ソフトの新版「System Supportbest1 4.0(以下、SS1 4.0)」を発表した。7月1日から出荷を開始する予定。新版では主に、IT統制対応に関する新機能追加や機能強化が図られている。

 SS1は、IT資産情報を管理し、クライアント情報やネットワーク状況を常に確認可能にする製品。新版では、新しいログレポート機能を実装。「PC稼働状況」「ポリシー順守状況」「ライセンス状況」「印刷集計」「Web集計」「メール集計」「IT資産」の7種類のレポートが出力できる。ポリシー順守状況レポートでは、セキュリティ統制を可能にするとともに、IT統制の監査レポートとして利用できる。PC稼働状況レポートでは、ユーザーごとの利用ログにより労務管理も可能という。

 デバイス制御機能では柔軟性を向上。「人」「PC」「設置場所」「部門」「時間」「USBのシリアル番号/型番」などさまざまな単位を組み合わせて、よりきめ細かいポリシー設定が可能になった。

 Active Directory(AD)連携機能も新たに搭載。ADの情報がSS1に自動反映されるため、登録ミスを防止し、二重管理の手間が削減できる。また、遠隔からクライアントPCを操作することも可能になった。これによりヘルプデスク業務の作業時間が削減できるとしている。そのほか、未知のPCを社内ネットワークから遮断する機能も搭載された。

 価格は、管理対象の数により変動し、50ライセンスで35万円、500ライセンスで275万円、1000ライセンスで550万円など。



URL
  株式会社ディー・オー・エス
  http://www.dos-osaka.co.jp/
  System Supportbest1製品ページ
  http://www.dos-osaka.co.jp/ss1_solution.html


( 川島 弘之 )
2008/06/12 16:32

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