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NTTデータ、販促のためのポイントプログラム導入を支援するSaaS |
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株式会社NTTデータは6月16日、SaaS型セールスプロモーションソリューション「SmarP」を開発し、同日より提供を開始すると発表した。併せて、株式会社DRUMと協業し、共同で「SmarP」活用ソリューションの導入を推進していく。同社は、株式会社電通と株式会社リクルートが販促ソリューション事業を開始するため共同設立した企業。 流通業や飲食業では、ポイントプログラムやクーポンサービスが一般化している。例えば、ビックカメラのポイントカードなどが代表例だ。さらに最近では、異業種間での提携が進み、みずほ銀行のポイントがビックカメラのポイントに変換できるなど、単一企業での囲い込みにとどまらない目的で、ポイントプログラムが販促利用されている。 SmarPは、こうした販促活動を行いたい企業に対して、必要とされる機能を提供するITサービスプラットフォーム。ユーザーは、メルマガやクーポンを用いた顧客への「告知機能」、電子マネー決済やポイントの付与・還元といった「決済機能」、統計データから次のアクションを導くための「分析機能」などを、SaaSとして利用することができる。 具体的には、顧客の決済シーンをトリガーとして販促メールを発信する「サンクスメール」のほか、顧客や店舗の属性、利用者履歴などを基にセグメンテーションが可能な「キャンペーン実施エンジン」、より効果的なプロモーション立案を支援する「顧客動向分析ツール」など、多彩な機能を実装。加えて、コンサルテーションサービスも提供する。 NTTデータが、システム開発・保守・運用および営業を担当し、DRUMが販促ソリューションの企画・制作および営業を担当する。また、消費財メーカーや大手流通業者などに向け、新たな販促ソリューションの共同開発・製品化にも着手しており、第2四半期以降、順次サービスを展開する予定。例としては、FeliCa型ICカードを活用した決済連動のキャンペーンプログラム、エコポイントによるキャンペーンプログラムなどを検討している。 ■ ＵＲＬ 株式会社NTTデータ http://www.nttdata.co.jp/ 株式会社DRUM http://www.drum-inc.jp/ ニュースリリース http://www.nttdata.co.jp/release/2008/061600.html
（ 川島 弘之 ）
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