ヌリテレコム株式会社は6月27日、統合運用管理ツールの新版「NASCenter Net-ADM V3.1」を発表した。6月30日より順次販売を開始する。
NASCenter Net-ADMは、1つのコンソールからさまざまなデバイス、アプリケーションを統合管理できる管理ツール。ネットワークやサーバーといったハードウェアの監視から、インベントリ管理、リモート操作、PCの操作履歴やプログラム稼働実績の収集といったことまでを行える。また、コンソール画面ではリボンインターフェイスを採用しており、複雑になりがちな運用操作の機能を分かりやすく配置しているという。
今回の新版ではこれらの機能に加えて、新たにファイル操作(コピー・移動・削除)と印刷操作の履歴収集に対応。さらに、Windows Server 2008や64ビットOSをサポートしたほか、UNICODEへの対応、暗号化通信、コンソールの操作ログ取得機能の追加なども行われている。
価格は、PCエージェントが50ユーザーで50万円から、Windows/Linuxサーバエージェントが5ユーザーで49万円から。これらのライセンスにはマネージャ/コンソールソフトウェアの1ライセンス分を含むが、マネージャサーバー構築には、別途データベースシステムが必要。また、サポートサービスの購入も必須としている。
■ URL
ヌリテレコム株式会社
http://www.nuritelecom.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nuritelecom.co.jp/news/news20080627.html
( 石井 一志 )
2008/06/27 14:39
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