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富士通SSL、ファイル仮想化アプライアンスを用いたストレージ仮想化サービス
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は6月30日、F5 Networksのファイル仮想化アプライアンス「Acopia ARXシリーズ」の取り扱いを開始すると発表した。あわせて、Acopia ARXシリーズを用いた「ストレージ仮想化環境構築サービス」「ファイル移行サービス」を提供すると発表した。
Acopia ARXシリーズは、マルチベンダー環境でのストレージ仮想化環境を提供するスイッチベースのアプライアンス。異なるベンダー、プラットフォーム、ファイルシステムが混在した環境において、ストレージ、ファイルサーバーの統合が可能。また、物理的なファイルシステムを意識することなく、シンプルなアクセス環境を実現できる。
ストレージ仮想化環境構築サービスは、Acopia ARXシリーズを用いて、企業内に散在するストレージやファイルシステムを仮想化して統合するサービス。ファイルシステムや操作方法の違いを意識することなく利用可能。価格は個別見積もり。
ファイル移行サービスは、サービスを継続しながらデータ移行が行えるAcopia ARXシリーズの機能を利用したサービス。これにより、既存のファイルサービスを停止することなく、新しいストレージにファイル移行を行うことができる。価格は150万円(税別)より。
同社は今後2年間で2億円の売上を見込んでいる。
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URL
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
http://www.ssl.fujitsu.com/
プレスリリース
http://www.ssl.fujitsu.com/release/2008/06/30.html
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