日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(以下、日立ソフト)は7月7日、Webコラボレーションシステム「Zimbra Collaboration Suite Network Edition(商用版)」(以下、ZCS)の国内販売総代理店である住友商事株式会社と販売代理店契約を締結し、同製品を販売開始すると発表した。
ZCSは、米Zimbraが開発したWebコラボレーションシステム。Webメールやグループカレンダーなどの機能を備えるほか、外部アプリケーションとのWeb上での統合・連携を実現するマッシュアップ機能、RSSリーダー機能、携帯端末との同期機能なども搭載する。日立ソフトでは、他システムとの連携が可能な同製品を用いて、社内外のシステムとの連携や、コラボレーションシステムの構築を目指す企業・団体に対し、システムインテグレーションの提供を開始するという。
また、自社の情報漏えい防止ソリューション「秘文」との組み合わせによるWebメールのセキュリティ強化、CRMサービス「Salesforce」との連携などを独自サービスとして付加し、SaaS形式でのサービス提供も行う予定。
メールボックスあたりの価格は、企業向けStandard Editionの場合で、3780円/年。このほか、ISP向け、教育機関向けのライセンスも用意している。
■ URL
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
http://www.hitachi-sk.co.jp/
ニュースリリース
http://hitachisoft.jp/news/news511.html
( 石井 一志 )
2008/07/07 12:24
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