富士ゼロックス株式会社は7月8日、デジタル複合機「ApeosPortシリーズ」とLotus Notes/Dominoを連携させるソフトウェア「HG/Pscan for Apeos <Lotus Notes連携>」を発表した。株式会社ハイパーギアが開発した製品で、8月29日の販売開始を予定する。価格はHG/Pscan for Apeos本体が24万8000円(税別)、連携オプションが14万8000円(同)。
HG/Pscan for Apeos <Lotus Notes連携>は、ApeosPortシリーズでスキャンした文書を直接Lotus Notes/Dominoに取り込めるようにするソフトウェア。複合機の操作パネルから指示をすると、直接Lotus Notes/Dominoのデータベースへ登録できるため、紙文書電子化から登録までの作業プロセスを短縮できるという。また、QRコードやエリアOCR認識結果を、スキャン登録時の属性として自動登録可能なほか、サーバー格納前に、複合機の操作パネルからスキャン分書のプレビュー画像確認、回転やページ作業と言った編集作業も行える。
さらにセキュリティ機能も搭載しており、PDFの標準セキュリティ機能に加えて、文書が閲覧できる有効期限を設定したPDFファイルや、閲覧のみを許可するPDFファイルの作成などを行えるとのこと。あわせてこの製品では、Lotus Notes/Domino上にあるWord/Excelファイルについても、複合機のパネルから直接印刷できるようにした。
対応する複合機は、ApeosPort I/II/IIIシリーズで、 Lotus Notes/Domino 6~8をサポートしている。
■ URL
富士ゼロックス株式会社
http://www.fujixerox.co.jp/
株式会社ハイパーギア
http://www.hypergear.com/
ニュースリリース
http://www.fujixerox.co.jp/release/2008/0708_hgps.html
( 石井 一志 )
2008/07/08 16:41
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