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KCCS、電子決裁システムの新版-決裁ルートの自動分岐が可能に


 京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)は7月10日、日本IBMのグループウェア「IBM Lotus Notes/Domino(以下、Notes/Domino)対応の電子決裁システム新版「クイック・ディシジョン Version4.0.0」を発表した。同日から販売を開始している。

 クイック・ディシジョンは、Notes/Dominoに対応した電子決裁システム。新版では、2007年9月より提供開始されたNotes/Domino 8(日本語版)、およびInternet Explorer 7に対応した。

 新機能としては、決裁ルートの自動分岐機能を追加。これまで、帳票の金額や内容に応じて承認者が手動で決裁ルートを設定していたところを、同機能により、事前に登録した決裁ルートから最適なものへ自動的に回付させることができる。

 また、ユーザーインターフェイスを改善。トップページから帳票文書一覧や、承認待ち文書一覧が確認できるようになった。検索機能も備えており、探したい文書に関係するキーワードで検索をかけると、該当する帳票が一覧から抽出表示されるという。

 価格は、100万円(税別)/サーバーから。KCCSでは、SI込みで年間1億円の売り上げをめざす。



URL
  京セラコミュニケーションシステム株式会社
  http://www.kccs.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.kccs.co.jp/press/release/080710.html


( 川島 弘之 )
2008/07/11 18:39

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