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網屋、3カ所の遠隔地にデータをバックアップする「Secure Back 3」


まずバックアップサーバーにデータを保存

バックアップサーバーからVPNで遠隔地のデータセンターへバックアップ
 株式会社網屋は7月15日、遠隔地リアルタイムバックアップソフト「Secure Back 3」を同日より販売開始すると発表した。

 Secure Back 3は、遠隔地のデータセンターにデータをバックアップできるソフト。アール・アイが開発した国産ソフトで、バックアップ先のデータセンターサービスも併せて提供されるのが特長。サーバー1台、50ユーザーの中小規模から1000ユーザー規模まで幅広いニーズに対応する。

 ファイルごとに個別の鍵で暗号化して、3カ所のデータセンターに転送。ファイルが変化した瞬間にリアルタイムにバックアップを行い、1~99世代まで保存できるため、システム障害や人為的なミスなどでデータを失った場合でも直前の状態に復旧できるという。また、WebベースのGUIから全社的な集中管理が可能。バックアップ先のHDDの使用状況、設定変更履歴、リストア履歴などのログが取れるほか、バックアップ・リストア自体も対象のファイルにチェックを入れるだけで行える。

 構成としては、遠隔地へ転送する前に各クライアント・サーバーからファイルを集めるバックアップサーバー「Secure Back Manager」を設置し、そこからVPNを使って、東京電力グループのデータセンター(東京)、NTTコミュニケーションズのデータセンター(那覇)、セコムトラストシステムズのデータセンター(非公開)にバックアップされる。

 クライアント対応版とサーバー対応版が用意されており、前者が10ユーザーの場合で、製品価格が64万6000円(税別)から、年間保守費用が9万6900円(税別)。後者が1サーバーの場合で、製品価格が61万円(同)から、年間保守費用が9万1500円(同)。


基本設定画面。バックアップ元などを設定する 高度な設定画面。除外設定や世代数に関する設定が行える ユーザー設定画面。各ユーザーのログイン情報や容量の上限などを設定する

全体の使用状況確認画面 ユーザーごとの使用状況確認画面 ヘルプ画面

バックアップログ画面 オペレーションログ画面 リストア・削除画面


URL
  株式会社網屋
  http://www.amiya.co.jp/
  株式会社アール・アイ
  http://www.data-backup.jp/
  プレスリリース
  http://www.amiya.co.jp/press/detail/20080715_01.html

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( 川島 弘之 )
2008/07/15 17:39

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