マイクロソフト株式会社は、Windows XP Service Pack 3(SP3)の自動更新による配布を7月11日から段階的に開始した。自動更新によるアップデートを有効にしているユーザーは、SP3が自動的に適用される。
SP3では、これまでに公開されたWindows XPのセキュリティ更新プログラムなどをまとめて提供する。また、Windows XP発売以降に追加された一部の機能のほか、Windows Server 2008の一部機能を利用できるネットワークアクセス保護(NAP)機能にも対応している。
なお、SP3を自動適用したくないユーザーに対して、マイクロソフトは、自動更新によるSPのインストールをブロックするツール「Windows Service Pack Blocker Kit」を導入することを推奨している。また、システム管理者に対しては、SP3の自動更新を回避できるアップデート管理ソリューションを提供している。