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News2u、企業グループ単位で利用可能なリリース配信サービス

承認ワークフロー・最新リリースの相互掲載機能などを用意

代表取締役社長の神原弥奈子氏
 株式会社ニューズ・ツー・ユー(以下、News2u)は7月24日、企業向けインターネットPR支援サービス「News2u リリース エンタープライズ」を発表した。7月28日より提供を開始する。

 News2uは、ニュースリリースのポータルサイト「News2u.net」を運営する企業。2001年より事業を開始しており、現在1000社以上の会員企業が利用。蓄積されているニュースリリースも3万1000件を超えている。このNews2u.netおよび他社の情報ポータルサイトに対して、ニュースリリースを一括して配信するASPサービスがNews2u リリースになる。

 「開始当初は、ニュースリリースの単なる配信代行とおもわれていたが、2006年より各社の情報ポータルサイトにコンテンツ提供するなど、ニュースリリースのポータルサイトと認識していただけるようになってきた。基本的なサービス内容は変わらないが、利用者のニーズに応じてさまざまなサービスを展開していく」(同社代表取締役社長の神原弥奈子氏)と、サービス内容を拡充する考えであると説明。今回発表されたNews2u リリース エンタープライズもこの流れの中で開発されたサービスであるとした。


取締役セールス・マーケティング担当の石谷匡希氏

これまではメールなどで個別に確認が必要だったが、新サービスの機能で対応可能に
 News2u リリース エンタープライズは、News2u リリースをグループ企業での利用に最適化されたサービス。同社取締役セールス・マーケティング担当の石谷匡希氏は、「News2u リリースは企業単位での契約のため、配信するニュースリリースは単発で公開されるだけになっている。News2u リリース エンタープライズでは、これを企業グループ単位に変更。これにより、子会社が配信するニュースリリースを親会社が管理したり、ニュースリリースにグループ企業相互の情報を掲載することが可能になる」と説明する。

 特長は、管理者権限機能による情報発信の一元化が可能な点。これを利用することで、子会社側が作成したニュースリリースは、親会社が承認するまで配信できなくなるので、ヒューマンエラーを防ぐことができる。グループ会社での利用のほか、事業部門と広報部門での利用にも対応している。

 また、グループ会社間で配信したニュースリリースを相互に掲載することも可能。これにより、企業グループをより明確にした情報告知が可能になるとしている。

 価格は管理者権限を持つオーナーアカウントが月額20万円(税別)、子会社・事業部門用のサブアカウントが月額7万円(税別)。どちらも年間契約となっている。


 「News2u リリースの利用企業数は300社程度。このうち新サービスに関心を示しているのは数社。新サービスにより、新規顧客開拓を行う。この1年で10グループを目標としている」(神原氏)とした。



URL
  株式会社ニューズ・ツー・ユー
  http://www.news2u.co.jp/
  ニュースリリース
  http://release.news2u.co.jp/release.php?id=NRR200834537
  News2u リリース エンタープライズ
  http://info.news2u.net/enterprise/


( 福浦 一広 )
2008/07/24 13:44

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