株式会社システムインテグレータは7月25日、データベース設計支援ツール「SI Object Browser ER」の新版「同 5.0」を発表した。
SI Object Browser ERは、ER図のGUI作成だけでなく、データベースと接続してモデリング設計を行えるアプリケーションソフトウェア。データベースとER図の同期を取ることに加えて、ドメイン機能で定義の不一致を防止したり、データ生成機能でテストデータを自動生成したり、といった、データベース設計に必要な機能をオールインワンで実装しているという。データベースは、Oracle、SQL Server、PostgreSQLなどに対応している。
今回の新版では、従来対応していたデータベースに加えて、Oracle Databaseの最新版である同 11g、MySQL 5.0以降をサポート。また、データ項目の定義が管理可能になったほか、従来は1つずつ順番に編集していたエンティティの画面を、同時に複数開いて、関連項目を一括で編集できるようにした。システムインテグレータではこうした機能強化により、従来版と比べて設計作業の効率が約130~150%向上すると予想している。
価格は、1クライアントライセンスが11万8500円(税別)、5クライアントライセンスが35万8500円(同)など。同社では、2008年度からの3年間で約3億3000万円の販売を見込んでいる。
■ URL
株式会社システムインテグレータ
http://www.sint.co.jp/
( 石井 一志 )
2008/07/25 18:10
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