マクニカネットワークス株式会社は7月31日、PC Xサーバーソフトの新版「Exceed Freedom 2008J」を発表した。8月11日から販売を開始する。
Exceedシリーズは、カナダHummingbirdのコネクティビティ製品。Windows PC画面上からネットワークを介してUNIX/Linuxを操作できるようにするもの。今回のExceed Freedom 2008Jでは、WAN環境においても高速に利用できるよう機能強化した。
通信トラフィックを最大約100分の1にまで削減する独自の圧縮技術により、LAN環境だけでなく、WAN環境やモバイル環境などの長距離・低帯域環境からでも高速にアクセスできるという。また、通信経路がSSL、SSHで暗号化されているため、セキュアなアクセス環境も確保できる。
セッションの一時中断・再開を可能にする「サスペンド&レジューム機能」も搭載。自動的にセッションを保持するため、作業の中断・再開をより自由に行えるとともに、ネットワークダウンなどの不測の障害時にも作業内容が失われずに済む。
さらに、ユーザーはXセッションを複数のユーザーと共有することも可能。共有ユーザーは、セッションの所有者から付与された権限に応じて、各自のPCからセッションを表示したり参加したりできる。デモンストレーション、リモート作業を行う場合、またはカスタマーサポートを受ける場合に有効としている。
Exceed Freedom 2008Jは、既存のPC Xサーバー「Exceed 2008J」にアドオンするだけで利用が可能。1ライセンスから購入可能なため、気軽に導入できるという。価格は、4万7250円。新たにPC Xサーバーを導入するユーザー向けには、両者をセットにしたキャンペーンパックも用意。10月末日までの期間限定で提供する。
■ URL
マクニカネットワークス株式会社
http://www.macnica.net/
プレスリリース
http://www.macnica.net/pressrelease/hummingbird_080731.html
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( 川島 弘之 )
2008/07/31 18:18
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