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日本IBM、ワークステーションブレード向けコネクションブローカー


 日本アイ・ビー・エム株式会社は8月4日、同社ワークステーションブレード「IBM BladeCenter HC10(以下、HC10)」および専用端末「IBM CP20ワークステーション・コネクション・デバイス(以下、CP20)」向けソフトウェア「Leostreamコネクション・ブローカー」を発表した。同日より出荷を開始する。

 Leostreamコネクション・ブローカーは、米Leostreamと米IBMが共同開発した、HC10・CP20向けソフトウェア。HC10はワークステーション機能をブレードサーバーに集約した製品で、LAN経由で接続したCP20経由で表示を行える。今回発表されたLeostreamコネクション・ブローカーは、どのCP20からでも適切なHC10にアクセスできるフリーシーティング機能を提供するソフトウェア。指定のHC10に接続するだけでなく、利用可能なHC10をCP20に自動的に割り当てる機能も用意。これにより、HC10とCP20を最大ユーザー数分用意することなく、運用できるのが特長。

 利用ユーザーごとの権限にしたがった制限も可能。そのほか、Leostreamコネクション・ブローカーの管理コンソールから、ログイン情報の管理、特定ユーザーの強制ログオフといった使い方にも対応している。

 1台のLeostreamコネクション・ブローカーで合計5000台のHC10・CP20の管理が可能。また、1分間に300件のユーザーログインの処理が可能など、大規模環境に対応。また、複数利用によるスケールアップも可能となっている。

 価格は1万2600円(Enterprise版1ユーザー)から。



URL
  日本アイ・ビー・エム株式会社
  http://www.ibm.com/jp/
  プレスリリース
  http://www-06.ibm.com/jp/press/2008/08/0401.html

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( 福浦 一広 )
2008/08/04 16:03

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