セイコーエプソン株式会社は8月4日、給与計算ソフト「給与応援Super」および「給与応援Lite」の「平成20年社会保険改正対応版」を発表した。エプソン販売株式会社を通じ、8月27日より順次発売する。
給与応援Super/Liteは、基本的な給与計算はもちろんのこと、法定調書、社会保険まで対応する給与計算ソフト。財務会計ソフト「財務応援Super/Lite」と連携することで、給与データと財務データを連動させることも可能という。
今回の平成20年社会保険改正対応版では、2008年4月の社会保険改正に対応。同改正では、長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の開始に伴い、被保険者の理解を深めるためにも、充当された各医療保険(健康保険、国民健康保険)の保険料(若年者の保険料)の内訳を、給与明細に記載するなどして徴収することが望ましいとしている。
平成20年社会保険改正対応版では、これに対応するため、給与・賞与における「(内)特定保険料率」項目の追加、健康保険欄への「(内)特定保険料」項目の追加、給与明細・賞与明細および賃金台帳における「(内)基本保険」「(内)特定保険」項目の追加がなされた。同時に、従業員が75歳以上になった場合の注意メッセージの表示にも対応。また「(健・厚)被保険者資格喪失届」「(健)被扶養者異動届」の新様式に対応した。
価格は、給与応援Superが19万8000円(税別)、給与応援Liteが3万9800円(同)。発売時期はそれぞれ、8月27日、8月29日。
セイコーエプソンでは、今後1年間に合計2400本を見込む。
■ URL
セイコーエプソン株式会社
http://www.epson.jp/
ニュースリリース
http://www.epson.jp/osirase/2008/080804.htm
( 川島 弘之 )
2008/08/04 18:27
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