相栄電器株式会社は8月11日、データ復元ツール「Undelete 2009 日本語版」のボリュームライセンス販売とダウンロード販売を8月19日より開始すると発表した。パッケージ版は10月3日より販売される予定。
Undelete 2009 日本語版は、米Diskeeperが開発したWindows環境向けのリアルタイムデータ復元ツール。Windows標準の「ごみ箱」を「復元箱」に置き換え、アプリケーションが削除したファイルや、ネットワーク経由で削除されたファイル、コマンドプロンプトから削除されたも復元できるようにする。さらに、上書きされたWord/Excel/PowerPointファイルを瞬時に復元する機能も搭載した。
加えて、Undelete導入前の削除ファイルや、復元箱から削除されたファイルを検索し、復元する機能なども備えているほか、逆に、復元箱から削除されたファイルを完全に消去できるSecureDelete機能も利用可能。動作にあたってはInvisiTaskingテクノロジを採用しており、未使用のシステムリソースを動的に割り当てるため、余計な処理時間を発生させることなく、バックグラウンドですべて処理されるとのこと。
製品には、クライアントPC向けの「Undelete 2009 Professional」、サーバーOSもサポートした「同 Server」、一部機能を省き、ダウンロード販売のみに限定した廉価版「同 Home」がラインアップされた。また、Undelete 2009 Serverとあわせて利用し、ファイルサーバーに保存されているファイルを保護する機能に限定した「Undelete 2009 Desktop Client」も提供される。
ボリュームライセンス版の価格はライセンス数によって異なるが、1~9ライセンス時のUndelete 2009 Professionalが9923円/ライセンス、3~9ライセンス時の同 Serverが6万6150円/ライセンス、20~49ライセンス時の同 Desktop Clientが3360円/ライセンス。ダウンロード版の価格はオープン。なおUndelete 2009 Serverには、同 Desktop Clientが10ライセンス分付属する。
■ URL
相栄電器株式会社
http://www.sohei.co.jp/
プレスリリース(PDF)
http://www.sohei.co.jp/software/pdf/PressReleaseUD2009J.pdf
製品情報
http://www.sohei.co.jp/software/undelete/ud2009j.html
( 石井 一志 )
2008/08/11 12:01
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