シックス・アパート株式会社は8月18日、ブログソフトの最新版「Movable Type 4.2」および企業向けブログソフトの最新版「Movable Type Enterprise 4.2」を8月14日より出荷を開始したと発表した。
Movable Type 4.2では、コンテンツ管理とコミュニティ管理に関する機能を強化。コンテンツ管理では、ページの公開方法をより簡単・詳細に設定できるように改良。使い勝手の向上も図られている。コミュニティ管理では、投稿されたコメントをスレッド表示する機能を追加。また、OpenID 2.0にも対応している。そのほか、Movable Type 4プラットフォームにソーシャルメディア機能を追加するオプションソフト「Movable Type コミュニティ・ソリューション」を標準でバンドルするなど、ソーシャルメディア機能の強化も図られている。
Movable Type Enterpriseは、Movable Typeの機能を拡張した企業向け製品。Oracle DatabaseやSQL Serverなどの商用データベースをサポートしたほか、LDAPとの連携やグループによるユーザー権限管理などの機能が追加されており、大規模な運用環境でも利用できるようにしている。最新版では、ソーシャルメディア機能など、Movable Type 4.2の新機能を包含した。
Movable Type 4.2の価格は、1サーバー・5ユーザー・50プロフィールの基本ライセンスが5万2500円。追加ユーザーライセンスが5ユーザーで4万2000円、10ユーザーで7万3500円。
Movable Type Enterprise 4.2の価格は、マルチサーバー・50ユーザー・500プロフィールの基本ライセンスで126万円。追加ユーザーライセンスが50ユーザーで63万円、100ユーザーで115万5000円、500ユーザーで525万円。