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HDD総合評価画面
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メールバックアップ・復元画面
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株式会社インターコムは9月9日、ストレージの故障一括監視・バックアップシステム「SmartHDD Manager 2.0」を発表した。9月22日より販売を開始する。
SmartHDD Manager 2.0は、HDDの故障を一括監視し、故障の危険度に応じてバックアップを自動実行するストレージ運用管理システム。サーバーからクライアントPCまでさまざまなHDDの故障を監視し、万が一、障害が迫った際には、管理者あての警告メール、パトライト点灯、そのほかユーザー独自の警告プログラムを発動することが可能という。これにより、事前にHDD交換を行ったり、保守会社に連絡を行ったりするなど迅速な対応が可能になる。
最大の特長は、ストレージの故障状況とデータバックアップが連動する点。故障の危険が差し迫った際に、エージェントプログラムを使用して、自動的にデータをバックアップできる。さらに故障の迫ったストレージほど頻繁にバックアップするというように、障害状況に応じてバックアップの実行スケジュールを自動調整することも可能。正常端末のバックアップは必要最小限にとどめるため、バックアップ先のHDD容量も削減できるという。
メールのリアルタイムバックアップにも対応。メールを送受信するたびにバックアップを行えるため、送受信直後に誤ってメールを捨ててしまった場合も、復元画面より1件ごとのメール内容を確認しながら復元できるとのこと。
監視対象端末より収集した情報を集約・管理する「SmartHDD Manager 2.0サーバー」、管理用インターフェイス「SmartHDD Manager 2.0管理コンソール」、監視対象端末上で情報収集を行う「SmartHDD Manager 2.0エージェント」から構成。価格は、監視対象端末50台で31万5000円/サーバー(初年度保守を含む)。
■ URL
株式会社インターコム
http://www.intercom.co.jp/
ニュースリリース
http://www.intercom.co.jp/press/news/release/080909_smarthdd_manager.html
( 川島 弘之 )
2008/09/09 16:24
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