株式会社アシストは9月10日、情報活用システム構築サービス「TEMBIM(てんびん)」を発表した。同日から提供を開始する。
TEMBIMは、同社が販売するBIプラットフォーム「WebFOCUS」の機能を最大限活用し、現場で使える情報活用システムの構築を支援するもの。
特長は、ビジネス活動から情報活用の実態をとらえて情報活用要件を定義する点。また、ビジネス変化に強いデータベース構造を設計し、ソフトの性能を最大限生かしたシステム構築を行うとともに、レポート開発、ETL開発により顧客の業務に沿ったインターフェイスの実装を行うとしている。
サービスメニューは、1)要件定義フェーズ、2)システム設計フェーズ、3)システム実装フェーズ、4)システムテストフェーズの4つから構成。
1)では、「要件定義サービス」を提供。レポート項目定義、対象データ項目の洗い出し、機能要件と非機能要件の定義を行う。作業期間は2カ月で、価格は600万円(税別)から。
2)では、「データベース設計サービス」「レポート設計サービス」「ETL設計サービス」を提供。Oracleを前提としたデータベース設計、WebFOCUSを前提としたレポート設計、アプレッソのデータ連携ツール「DataSpider」などを前提としたETL設計を行う。作業期間と価格は、データベース設計サービスが2カ月、600万円(税別)から、残り2つが2カ月、300万円(同)から。
3)では、「レポート開発」「ETL開発」を実施。WebFOCUSパートナー企業にて、設計に応じた実装開発を行う。作業期間は2~4カ月で、価格はレポート数・ジョブ数により個別見積り。
4)では、「チューニング・サービス」を提供。レスポンス要件を満たすためのSQLチューニング処理、レスポンス劣化を監視するためのデータベース監視項目の定義などを行う。作業期間は1~3カ月で、価格は40万円(税別)から。
■ URL
株式会社アシスト
http://www.ashisuto.co.jp/
ニュースリリース
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/info/news/1187546_1217.html
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