株式会社ジャストシステムは9月18日、エンタープライズサーチプラットフォーム「ConceptBase Enterprise Search」のラインアップに、下位版の「同 Workgroup Edition」「同 Basic Edition」を追加すると発表した。規模や利用範囲を制限する代わりに、従来よりも価格を安く抑えた。1サーバーあたりのライセンス価格はそれぞれ500万円(税別)、200万円(税別)で、いずれも9月24日に発売する。
ConceptBase Enterprise Searchは、企業内情報を効果的に検索するためのソフトウェア。高度な日本語処理技術と、文書内容を自動解析する検索インデックス機能を用いて、業務目的にあわせた、高精度な検索結果を提供できる。
新ラインアップのうちWorkgroup Editionは、部門単位で業務システムを構築するのに適した製品。システム全体で、100万文書、200個までのインデックスを登録できる。一方のBasic Editionは、25万文書、100個までのインデックスが登録可能なもっとも小規模向けの製品で、小グループ単位での利用に適している。なお両製品とも、利用範囲は導入企業内に限られる。
また今回は同時に、リレーショナルデータベースに蓄積されているデータをConceptBase Enterprise Searchから利用できるようにする「ConceptBase Enterprise Search コネクタ for RDB」も発表された。価格は1ノードあたり100万円。Oracle 9i/10g、SQL Server 2000/2005に対応する。
■ URL
株式会社ジャストシステム
http://www.justsystems.com/jp/
ニュースリリース
http://www.justsystems.com/jp/news/2008l/news/j09181.html
( 石井 一志 )
2008/09/18 12:29
|