エムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)と三井物産セキュアディレクション株式会社(以下、MBSD)は、IT統合管理全域をサポートする企業向けコンサルティングサービスを、9月24日より開始すると発表した。MOTEXのネットワークセキュリティ統合管理ツール「LanScope Cat6」と、MBSDのIT統合コンサルティングを組み合わせて提供する。
このサービスは、日本版SOX法への対応を見据えて、IT統合管理を進めようという企業を対象にしたもの。LanScope Cat6が持つ高精度のID管理、ログ管理機能と、監査レポート機能を利用するほか、MBSDが三井物産の米SOX法対応支援で培った経験をベースに、企業のIT統合管理を支援するという。具体的には、LanScope Cat6と自社のサービスを組み合わせて顧客企業の現状調査と分析を実施。分析結果を踏まえて、IT・業務両面での顧客の内部統制計画・実施を支援する。
このサービスの利用にあたっては、現行システムに大幅な変更を加える必要がなく、短期間・低コストでの導入が可能になる点が特徴とのこと。また、通常は監査法人から要求レポートの技術的な詳細を引き出すのは困難であるが、MBSDでは、監査の視点に立ったレポート作成が可能としている。
コンサルティング料金は企業によって変わるが、目安として200万円から。
■ URL
エムオーテックス株式会社
http://www.motex.co.jp/
三井物産セキュアディレクション株式会社
http://www.mbsd.jp/
ニュースリリース
http://www.mbsd.jp/newsrelease/pressrelease_20080917.html
( 石井 一志 )
2008/09/22 14:41
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