丸紅情報システムズ株式会社(以下、丸紅情報)は9月24日、Microsoft Exchange 2007の機能をSaaS形式で提供する「V-ServiceII」に「メールアーカイブサービス」を追加して、同日より提供すると発表した。
同サービスは、V-ServiceIIで送受信したメールの内部監査や、情報漏えい時の追跡調査を可能にするもの。丸紅情報のデータセンターで、メールの全送受信データを最短3カ月保存するとともに、大量のメールや添付ファイルから監査や追跡調査を行うための管理ツールを提供する。
同ツールでは、アーカイブされたメールから、送受信者、件名、本文および添付ファイルの内容、日付範囲などをキーワードに検索が可能。検索履歴もログとして保存するため、管理ツールの不正操作も監視できる。
SaaS型のサービスなため、設備投資や運用コストが抑えられるのも特長。丸紅情報のデータセンターは、自家発電設備や耐震設備など災害対策が施されており、システム技術者180名の体制で24時間365日の運営が行われている。
メールアーカイブサービスの価格は、初期費用が10万円(税別)。月額費用が、アーカイブストレージの利用容量100GBの場合で、6万円(同)と200円(同)/ユーザーを足した金額。
丸紅情報では、初年度に100社の受注を目指す。
■ URL
丸紅情報システムズ株式会社
http://www.marubeni-sys.com/
ニュースリリース
http://www.marubeni-sys.com/news/2008/0924.html
( 川島 弘之 )
2008/09/24 16:12
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