クエスト・ソフトウェア株式会社は9月30日、IBM Lotus Notes/Dominoに格納されているアプリケーションコンテンツを、Windows SharePoint Services 3.0/Office SharePoint Server 2007(以下、SharePoint)へ自動的に移行する「Notes Migrator for SharePoint」を発表した。
同製品は、現在利用中のLotus Notes、Domino.doc、QuickPlaceのコンテンツを、SharePointのリスト、ドキュメントライブラリおよびInfoPathフォームへ自動的に移行するもの。リッチテキストドキュメント、イメージ、添付ファイル、OLEオブジェクトなどを移行するとともに、既存の階層構造をSharePointに再構築できるのが特長。
アプリケーションレベルのアクセス制御リスト(ACL)や、ドキュメントレベルのセキュリティも同時に移行される。また、Notesユーザー・グループ名は、自動的にActive DirectoryのIDとマッピングされる。
ドキュメント間のDocLinkを移行前、移行中、移行後も継続して利用可能にする「Link Tracking Service」や、Webサービス経由でコンテンツを移行させることでシングル管理コンソールを実現する「Import Service」といった移行強化機能も備えている。
■ URL
クエスト・ソフトウェア株式会社
http://www.quest.com/japan/
プレスリリース
http://www.quest.com/japan/information/pr080930.asp
( 川島 弘之 )
2008/09/30 17:14
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