株式会社インサイトテクノロジーは10月1日、データベース・パフォーマンス管理ツールの新版「Performance Insight バージョン5.4.1」を発表した。同日より出荷を開始する。
Performance Insightは、Oracle Database向けの運用管理支援ソフトウェア。データベースを常時監視し、システムの現状を把握しやすい形で管理者へ提供できるという。また、パフォーマンス劣化の原因を特定し、改善のためのデータや手順を具体的に示す機能も備えていることから、チューニングにかかる時間を短縮できるとのこと。加えて、トラブル発生時に、原因究明のために用いるツールも搭載する。
新版では、障害発生時の分析報告、定期的な報告書作成といった際に利用するOracle Databaseの各種稼働実績チャート表示・印刷機能をはじめ、報告・レポーティングの機能を強化した。具体的には、19種類の目的別チャートセットを用意したほか、同一画面上で比較対象のチャートを並べる「チャート比較機能」、チャートレイアウトのカスタマイズ機能などが追加されている。また従来は、印刷にはWebブラウザの機能を利用していたが、今回より、選択しているチャートをすべて印刷できるようになった。
価格は最小構成で80万円(税別)から。Oracle Database 8.1.6以降に対応する。
■ URL
株式会社インサイトテクノロジー
http://www.insight-tec.com/
プレスリリース
http://www.insight-tec.com/news/press/081001.html
( 石井 一志 )
2008/10/01 14:32
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