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ボーランド、フィルタ機能を強化した要件管理支援ツールの新版
ボーランド株式会社は10月6日、要件管理支援ツールの新版「Borland CaliberRM 2008 Worldwide版(以下、CaliberRM)」を発表した。同日より販売・出荷を開始する。
CaliberRMは、開発プロジェクトにおける要件を一元管理するツール。プロジェクトで定義される要件の管理と要件間のひも付けを視覚的に設定することができる。また、要件は1カ所に集中して格納されるので、ユーザー・プロジェクトマネージャ・開発者・テスト担当者など、各メンバーの間で円滑に情報共有が可能という。さらに要件変更時において、変更対象要件とそれに関連するほかの要件への影響を把握できるため、安全に変更することが可能とのこと。
新版では、まずフィルタ機能を拡充。要件一覧表示機能(要件グリッド)、トレーサビリティマトリックスのフィルタ機能が統一化され、フィルタにベースライン、要件階層が指定できるなど機能アップしている。またドキュメント生成時に要件グリッド、トレーサビリティマトリックスのフィルタを利用できるようになったほか、Word用XMLインターフェイスが利用可能となった。ドキュメント生成速度の改善なども図っている。
SDKの機能拡充も図られ、SDKによるライセンス管理、変更チェックポイント情報の取得などが可能になっている。
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URL
ボーランド株式会社
http://www.borland.com/jp/
プレスリリース
http://www.borland.com/jp/company/news/press_releases/2008/20080929_starteam2008.html
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