コクヨS&T株式会社とウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク)は10月6日、帳票ファイルの情報トレーサビリティで協業。帳票基盤ソリューションと情報トレーサビリティサービスの連携ソリューションを同日より提供すると発表した。
ウイングアークの帳票基盤ソリューション「Super Visual Formade(SVF)」と、コクヨS&TのSaaS型情報トレーサビリティサービス「@Tovas」を連携。SVFから出力される帳票ファイルを、情報トレーサビリティが確保された状態(証跡記録が行われた状態)で配信し、内部統制に求められる行為の正しさ「いつ・誰が・何を」送り、それが「受け取られたのかどうか」の証明が可能になるという。
また@Tovasでは、SVFで作成した帳票ファイルを1つのプラットフォームで「データ送信」と「FAX送信」の両方が可能で、これまで個別に構築していたデータ送信サーバーとFAX送信サーバーを統一することができる。これにより初期費用の低減と運用コストの削減が可能。両方の送信方法を活用することで、確実にドキュメントの到達確認も行えるという。さらに紙の帳票類を電子化することによりペーパーレス化が実現するほか、取引先企業内におけるペーパーレス化を促進することも可能となる。
価格は、@Tovasのシステム接続利用料が5万円(税別)/月から、「SVFX-Designer」が50万円(同)/クライアントから、「SVF for PDF」のWindows版・Linux版が80万円(同)/CPUから、UNIX版が120万円(同)/CPUから、連携製品の「e-SYOHSI Command Executor」が50万円(同)/CPUから。
■ URL
コクヨS&T株式会社
http://www.kokuyo-st.co.jp/
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
http://www.wingarc.com/
プレスリリース
http://www.kokuyo.co.jp/press/news/20081006-869.html
( 川島 弘之 )
2008/10/06 14:49
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