丸紅情報システムズ株式会社(以下、丸紅情報)は10月7日、人事情報とアカウント情報の一元管理を実現するソフト「V-Frame モア」を発表した。同日から販売を開始する。
V-Frame モアは、既存製品のアカウント管理システム「V-Frame コア」と併用することで、人事システムからアカウント管理システムへの一連の自動連携を実現する製品。
V-Frame モアが、人事システムより最新の人事情報を受け取り、現在の人事情報と比較。入手・退社・異動などの変更内容を差分データとして自動的に抽出する。この差分データを利用し、V-Frame コアがActive DirectoryやExchange Serverのアカウント情報を自動で更新する。
これにより、アカウントデータの誤入力や退職後の消し忘れを防止可能。また、人事発令前のデータ事前登録により、異動日直近での集中作業が必要となり、システム管理者の作業負荷を軽減するという。なお、処理結果や更新件数などのログを、管理者あてにメール通知するなど運営を支援する機能も搭載している。
標準価格は、V-Frame モアが270万円(税別)、V-Frame コアが80万円(同)。ただし2008年10月7日から2009年3月31日まで、両製品セットで240万円(同)の割引キャンペーンも実施する。丸紅情報では、初年度30本の販売を見込む。
■ URL
丸紅情報システムズ株式会社
http://www.marubeni-sys.com/
ニュースリリース
http://www.marubeni-sys.com/news/2008/1007.html
( 川島 弘之 )
2008/10/07 18:02
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