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クエスト・ソフトウェア、Oracle Database環境の集中管理を可能にするソフト


 クエスト・ソフトウェア株式会社は10月8日、Windowsのみならず、UNIX、Linuxに分散しているOracle Databaseの集中監視を可能にする「Quest Management Pack for Oracle(QMP for Oracle)」を発表した。

 QMP for Oracleは、「Microsoft System Center Operation Manager(以下、Operation Manager) 2007」の監視ソリューションをOracle環境にまで拡張し、Windows/UNIX/Linuxに分散したOracle Databaseの集中管理を可能にする製品。

 Operation Manager 2007のフレームワークを最大活用し、低コストでOracle環境の監視を実現。Operations Managerのコンソールから、ほかのWindowsソフトの監視手順と同様に、Oracle Databaseの可用性やパフォーマンスを監視できる。問題発生時には、アラートの生成とともに対応策をまとめたナレッジベースを提供。運用担当者はプロアクティブに問題対処できるという。

 インスタンスの可用性、ブロックしているセッション、クリティカルプロセスの可用性、リスナーの可用性、CPU使用率、メモリの使用率、アーカイブ領域の使用率、表領域の使用率が主な監視対象。さらにOracle Database向け根本原因診断/分析ソリューション「Spotlight on Oracle」と統合することで、さらに詳細な診断も可能になるという。



URL
  クエスト・ソフトウェア株式会社
  http://www.quest.com/japan/
  プレスリリース
  http://www.quest.com/japan/information/pr081008.asp


( 川島 弘之 )
2008/10/08 18:45

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