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富士通、SOAに基づいたアプリケーションライフサイクル管理ソフト |
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開発プロセスと開発資産の統合管理を実現
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ソフトウェア事業本部アプリケーションマネジメント・ミドルウェア事業部 事業部長の藤井泰氏は、新製品の位置づけについて、「当社では、全体最適化へのアプローチとしてSOAに基づいたミドルウェアのInterstage製品群を提供しており、現在3500社以上の導入実績をもっている。今回の製品は、SOA適用システムを全体統制するために欠かせないアプリケーションライフサイクル管理を担うものとなる。これにより、アプリケーションとサービスの統合的なライフサイクル管理を実現し、ITと業務の関係を相互に把握できるようにするとともに、サービスを介して開発と運用を統合することが可能となる」と説明した。
Interstage Application Development Cycle Managerは、アプリケーションのライフサイクルを通して、開発プロセスと開発資産を統合的に管理し、開発プロセスを見える化することで、アプリケーション開発の効率化と正確なリリースを実現する。グローバルで3000社、20万インストールの導入実績をもつ資産管理のコアテクノロジーをベースに開発されており、グローバルで評価を得ているビジネスプロセス管理のコア機能を統合している。 具体的な機能としては、アプリケーションの要件定義から設計・開発・テスト・リリース・保守までの開発プロセスと、アプリケーションのソースコード、プログラム、仕様書などのドキュメント類、リリースプログラムといった資産を統合的に管理できる開発環境を提供。従来は、Excelやメールを使って管理していた作業をシステム化することで、開発作業履歴と開発資産を関連づけて効率的に一括管理できるようになる。また、サービスリポジトリ管理製品「CentraSite」との連携によって、サービス・アプリケーション・資産の見える化を実現。アプリ変更時の影響範囲を把握し、対応漏れを防ぐことで保守コストを抑制できる。さらに、複数の拠点・チーム・アプリケーションの資産を一元管理でき、安心かつ確実な開発環境を実現するとともに、社内実践ノウハウの集積により大規模・分散開発での利用もサポートする。 Interstage Software Quality Analyzerは、JavaやCOBOLを始めさまざまなコンピュータ言語で開発されたアプリケーションのプログラム構造を見える化し、プログラム間の依存関係を多角的に分析することができる。メモリ上にキューブを構築することで、瞬時に多面解析を行うことが可能となっている。これにより、プログラム変更による影響範囲を分析し、問題発生の未然防止とプログラム生産性や工数の妥当性をチェックできる。また、既存アプリケーション資産の分析・評価を行い、再利用を促進することもできる。
税別価格は、「Interstage Application Development Cycle Manager V10」が最低10ユーザーライセンスで200万円から。10月末に出荷を開始する予定。「Interstage Software Quality Analyzer V10」が1ユーザーライセンスで150万円から。出荷開始は2009年度第1四半期の予定。 ■ ＵＲＬ 富士通株式会社 http://jp.fujitsu.com/ プレスリリース http://pr.fujitsu.com/jp/news/2008/10/15.html
（ 唐沢 正和 ）
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