株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は10月20日、宅配便に関する社内の管理業務を効率化する宅配便管理システム「らくらくはいたつ」を発表した。10月27日より提供開始する。
らくらくはいたつは、荷物の発送元と荷受人を確実かつスピーディーに結び付けるサービス。荷物伝票や請求書をデータベース化することで、窓口に到着した荷物を社内の荷受人の手に確実に引き渡す業務、引き渡すまでの荷物管理、入出荷伝票の管理、請求書処理における出荷伝票との照合など、宅配管理を総合的に効率化することができるという。
具体的には、出荷伝票と運送業者からの請求書をスキャンして取り込み、光学式文字読み取り装置(OCR)でデータ化することで、登録済みの出荷情報と請求情報をPC上で照合確認することが可能。請求書処理の手間が削減される。宅配便費用を簡単に部門別費用集計できる請求書処理機能も備える。
また入荷伝票をデータ化することで、荷受人を自動的に特定可能。荷物が引き取られるまでメールで定期的に自動通知することも可能で、受け渡し漏れや社内での誤配送を防ぐことができる。
荷受人が受け取り情報を、操作が簡単なタッチパネルから入力することも可能。容易に荷物の状況確認や追跡が行える。
価格は20万円(税別)/サーバー。富士通SSLでは2年間で100本の販売をめざす。
■ URL
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
http://www.ssl.fujitsu.com/
プレスリリース
http://www.ssl.fujitsu.com/release/2008/10/20.html
( 川島 弘之 )
2008/10/20 12:23
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