マイクロソフト株式会社は11月4日、仮想化環境の統合管理製品の新版「Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008」、IT資産管理製品の新版「Microsoft System Center Configuration Manager 2007 R2」を発表した。同日よりボリュームライセンスでの提供を開始する。
Virtual Machine Manager 2008は、Hyper-VのほかVMwareなどの仮想化環境を一元的に管理できる製品。ライブラリに登録されたテンプレートをベースに、仮想マシンの展開・配置、物理環境から仮想環境への移行、他社の仮想環境からHyper-Vの仮想環境への移行などの機能が用意されている。また、ほかのSystem Center製品と連携することで、仮想環境の監視・構成管理・バックアップなども行える。
Configuration Manager 2007 R2は、サーバーやクライアント、ハードウェアからソフトウェアの情報を収集し、そのインベントリに基づいたソフトウェアの配布や更新プログラムの適用といった機能を提供する製品。最新版では、アプリケーション仮想化ソフトウェア「Microsoft Application Virtualization 4.5」との連携を強化。そのほか、OS配信機能の拡張、Forefront Client Securityとの連携強化、レポーティング機能の強化が図られている。
Open Businessでの参考価格は、Virtual Machine Manager 2008が9万7000円(税別)、Configuration Manager 2007 R2が8万2800円(税別)。Select Aでの参考価格は、Virtual Machine Manager 2008が6万1400円(税別)、Configuration Manager 2007 R2が5万2400円(税別)。
■ URL
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
プレスリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3575
( 福浦 一広 )
2008/11/04 14:30
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