日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(日立ソフト)は11月4日、データベース維持・管理ソフトの新版「MasterInfinity Version03-00」を発表した。同日から提供を開始する。
MasterInfinityは、Web画面上から、さまざまなデータベースの維持・管理を行える製品。データベースの操作に必要なSQLの知識がなくても、データ検索やレコード追加・更新・削除することが可能で、マスタデータの維持管理を効率化してくれる。
新版では、従来の維持管理機能に加え、汎用検索機能とセキュリティが強化された。具体的には、よく使う検索条件の登録・呼び出し機能やCSVファイルからの追加・更新、およびCSVファイルへの出力が可能になったほか、入力データの形式チェック機能を搭載するなど、メンテナンス作業がこれまで以上に楽に行えるようになっている。また、従来のマスタメンテナンス機能に加え、複数のテーブルの結合表示や複合条件の設定とったことも可能になっており、より検索が効率的に行えるという。
セキュリティとしては、ユーザーごとに操作権限やアクセス権限の制御・管理ができるとともに、MasterInfinityから実行されたデータベースへのアクセスを操作ログに記録することが可能に。これにより、いつ・誰が・どのデータを・どのように変更したのかを監査することができるという。アクセス制御は、テーブル単位、フィールド単位のみならず、レコード単位でも行うことが可能なため、高いセキュリティが実現できるとしている。
価格は、管理するテーブル数が1~100で170万円(税別)、101~200で300万円(同)など。テーブル数無制限で800万円(同)のライセンスも提供する。
■ URL
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
http://www.hitachi-sk.co.jp/
ニュースリリース
http://hitachisoft.jp/news/news534.html
( 川島 弘之 )
2008/11/04 17:09
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