SAPジャパン株式会社は11月20日、マスタデータ管理統合ソリューション「SAP NetWeaver Master Data Management(MDM)」の新版「同 7.1」を発表した。同日より提供開始する。
SAP NetWeaver MDMは、企業内に存在する複数のマスタデータを一元化するソフトウェア。新版では、1つのリポジトリで複数のマスタを管理するできるため、サプライヤ、製品といった複数のマスタを関連付けて管理でき、参照データの重複も避けられるという。また、複数の項目を組み合わせて1つのデータとして定義できることから、データ管理の利便性が向上するほか、あらゆるデータに対応できる柔軟性を備えたとのこと。
さらに、ビジネスプロセス統合管理を実現する「SAP NetWeaver Process Integration」のアダプタ提供により、SAP製品との密な連携を実現。ビジネスオブジェクツのデータ正規化ソフトウェア「BusinessObjects Data Quality XI」と連携すれば、管理されるマスタデータの品質を高めることもできる。