ワイズテクノロジー株式会社は11月27日、シンクライアント用マルチメディア高速化ソフトウェア「Wyse TCX Multimedia 3.0」を発表した。
Wyse TCX Multimediaは、シンクライアント環境においてスムーズなマルチメディア再生を実現するソフトウェア。サーバーとクライアントの双方で動作し、両者の間でダイナミックにマルチメディア処理をリダイレクトすることでスムーズな動画再生を実現しているのが特長。RDPやICAベースのシンクライアントシステムに最適化された専用OS「Wyse Thin OS」を搭載したクライアント側でデコードを行うため、サーバー側に負荷をかけることなくエンドユーザーにアプリケーションを配信できる。
最新版のWyse TCX Multimedia 3.0では、仮想デスクトップのホストOSとしてWindows Vistaを新たにサポート。また、Citrix XenDesktop環境にも対応している。同社のシンクライアントハードウェアと組み合わせて使用することで、VMware VDIソリューション、Citrix Xen仮想化ソリューション、マイクロソフトターミナルサービス型ソリューション、ブレードPCのリモートデスクトップ型ソリューションなど、すべてのシンクライアントソリューションに対しスムーズな動画/音声再生機能を提供できるとしている。
■ URL
ワイズテクノロジー株式会社
http://www.wyse.co.jp/
プレスリリース
http://www.wyse.co.jp/about/news/pr/2008/1127.asp
( 福浦 一広 )
2008/11/27 11:51
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