アンテナハウス株式会社は11月28日、PDF変換・作成・変更ツールの新版「リッチテキストPDF5」を発表した。ラインアップは「スタンダード」と「プロフェッショナル」の2種類。いずれも12月19日から出荷開始する予定である。
同製品は、PDFファイルの内容をマイクロソフトやジャストシステムのオフィス文書として編集可能にする文書変換ソフト。Word/Excel/PowerPoint/一太郎/テキストファイルの各文書形式に対応。文章以外にレイアウト、書式、線画、イメージなども高精度に変換できるのが特長という。
新版では、PowerPoint 97~2003への変換機能を新規搭載した。Wordでは表や段組みの変換精度を改善、ヘッダ・フッタの自動生成も可能にし、Excelではけい線のない表をセルに変換可能にしている。また、アプリケーションの印刷メニューからPDFを作成可能にする「Antenna House PDF Driver V4.0 Professional」を標準添付している。
プロフェッショナルでは独自機能として、BMP/JPEG/TIFFなどの画像ファイルからWord/一太郎/テキストファイルへの変換が可能になっているほか、OCR機能で読み取った画像の変換でフォント指定を可能とし、変換速度も改善されている。
価格は、スタンダードが1万290円、プロフェッショナルが1万5540円。
■ URL
アンテナハウス株式会社
http://www.antenna.co.jp/
ニュースリリース
http://www.antenna.co.jp/news/pdf50news.html
( 川島 弘之 )
2008/11/28 12:49
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