デジタルアーツ株式会社と三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社(以下、MDIT)は12月2日、MDITの統合ログ収集・分析システム「LogCatcherシリーズ」が、デジタルアーツのWebフィルタリングソフトウェア「i-FILTER」に対応したと発表した。またこれに伴いMDITは、両製品の連携ソリューション「LogCatcher for i-FILTER」を12月4日に発売する。
i-FILTERは、デジタルアーツが開発している純国産のWebフィルタリングソフトで、国産最多という94カテゴリのURLデータベースを搭載。高い性能や管理機能を提供し、Webを利用する上でのリスクコントロールを支援するという。一方のLogCatcherシリーズは、企業内で増え続ける膨大なログを効率的に管理するためのシステム。大量のログを蓄積できるだけでなく、柔軟な管理機能、レポーティング機能などを提供している。今回提供されるLogCatcher for i-FILTERでは、この両製品を連携。i-FILTERが生成するWebアクセスログを、他製品のログと併せて自動的に収集し、テンプレートをもとに、分析やレポーティングを行えるようにする。
これによって、i-FILTERの膨大なログデータを専用データベースに圧縮して蓄積できるほか、ログ分析専用ツール「DIAOLAP for Microsoft Excel」を併用すれば、サーバーシステムのログデータやクライアントPCのイベントログなどとともに、Webアクセス履歴の多次元分析も可能になるとのこと。なお、LogCatcherシリーズが連携するWebフィルタリングソフトは、今回のi-FILTERが初めてである。
LogCatcher for i-FILTERの価格は、初年度が71万4000円から、次年度以降が39万9000円から。MDITでは、年間300セットの販売を見込んでいる。
■ URL
デジタルアーツ株式会社
http://www.daj.jp/
三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社
http://www.mdit.co.jp/
プレスリリース(デジタルアーツ)
http://www.daj.jp/company/release/2008/r120201.htm
プレスリリース(MDIT)
http://www.mdit.co.jp/corp/news/news_release-081202a.htm
( 石井 一志 )
2008/12/02 16:56
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