株式会社リコーは12月8日、サーバー環境を仮想環境へ移行できるかどうかを確認する「仮想化移行確認無償サービス」を発表した。12月15日より提供を開始する。
このサービスは、リコーの子会社であるリコーテクノシステムズ株式会社が既存システムのイメージファイルを預かり、無償で移行確認を行うもの。VMware ESX環境への移行可否を検証するほか、返却時には、データをVMware Playerで再生できる形式で戻すため、顧客が自ら移行後のサーバーの動作を確認することもできる。
リコーおよびリコーテクノシステムズでは、この無償サービスやハンズオンセミナー、コンサルティングサービスなどを通じて、サーバーの仮想化環境への移行を促進したい考え。なお、仮想化移行確認無償サービスは2009年2月末までの期間限定で提供され、1社あたりサーバー2台までに数を制限している。
■ URL
株式会社リコー
http://www.ricoh.co.jp/
( 石井 一志 )
2008/12/08 16:43
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