Enterprise Watch
最新ニュース

SharePoint Server 2007専用のワークフロー製品「OpenCube WorkFlow」


 オープンキューブデータ有限責任事業組合は12月9日、企業情報基盤システム「Microsoft Office SharePoint Server 2007(以下、SharePoint Server 2007)」上で稼働するワークフローソフト「OpenCube WorkFlow R/1 for Office SharePoint Server 2007」を発表した。2009年1月5日より販売開始する。

 オープンキューブデータは、NTTデータ、ニューソン、マイクロソフトが共同出資する組織。今回発表したのは、SharePoint Server 2007専用の本格的ワークフロー製品。SharePoint Server 2007のワークフロー機能が飛躍的に向上され、企業統制に必要なセキュアな情報共有基盤が実現するという。

 特長は、SharePoint Server 2007での情報管理ポリシーに基づいて、業務プロセスを一元管理できる点。エンドユーザーは使い慣れたOffice製品で申請文書を作成し、そのままワークフローの開始から承認までの回付を行える。その際のユーザー情報や権限などは、Active Directoryにひも付いた形で管理され、回付ルートはVisioで簡単に設定できるという。また、外部システムとの情報連携機能も標準装備するため、基幹システムとの連携が可能。作成・承認された情報はSharePoint Server 2007で管理されるため、ほかのOffice文書との親和性向上も図れるとのこと。

 サーバーライセンスの価格は、スタンダード版が50万円(税別)、無制限ユーザー版が700万円(同)、開発・検証版が10万円(同)。CALが4400~8000円(同)。年間保守費用は購入ライセンス総額の15%。

 オープンキューブデータは、当製品で初年度に5万ユーザー、5億円の売り上げを目指す。



URL
  オープンキューブデータ有限責任事業組合
  http://www.opencubelite.com/
  株式会社NTTデータ
  http://www.nttdata.co.jp/
  ニューソン株式会社
  http://www.newson.co.jp/
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  プレスリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3595


( 川島 弘之 )
2008/12/09 17:57

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.