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サイオスと日本オラクル、仮想環境で稼働するアプリを「LifeKeeper」で冗長化 |
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サイオステクノロジー株式会社（以下、サイオス）と日本オラクル株式会社は12月17日、サーバー仮想化環境の可用性を向上するため協業すると発表した。 今回の協業では、日本オラクルのサーバー仮想化ソフト「Oracle VM」と、サイオスのHAクラスタソフト「LifeKeeper」を使って、日本オラクルのデータベースと連動するアプリケーションのHA化を実現する。 Oracle VMは、Xenベースのサーバー仮想化ソフト。OSS（オープンソースソフト）ベースのサーバーソフトと、Webベースの管理GUIから構成される。一方のLifeKeeperは、障害を検出してフェイルオーバーを行うHAクラスタソフト。従来の共有HDD型のクラスタ構成にも対応しつつ、2台のサーバーの内蔵HDDをネットワークミラー化する構成にも対応するのが特徴。共有HDDを必要としない構成により、ハードウェアコストの削減が可能となる。 両社は、この製品連携ソリューションにより、耐障害性が高まることが実証されており、企業はサーバー仮想化をより推進していくことが可能だとしている。なお、今回の協業によるベストプラクティスは、両社のWebサイトやイベント、セミナーを通じて順次公開するという。また、サイオスはOracle VMとLifeKeeper、およびサーバー仮想化導入支援サービスを組み合わせた総合ソリューションを提供する予定。 ■ ＵＲＬ 日本オラクル株式会社 http://www.oracle.co.jp/ サイオステクノロジー株式会社 http://www.sios.com/ プレスリリース http://www.sios.com/news/press20081217.html ■ 関連記事 ・ SCSと日本オラクル、Oracle VMの活用で協業強化（2008/12/01） ・ 日本オラクル、「速い、安い、ワンストップサポート」のサーバー仮想化ソフト（2008/03/13） ・ CSK Winなど3社、Sendmailシステムの低価格クラスタソリューション（2007/09/10）
（ 川島 弘之 ）
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