アビームコンサルティング株式会社(以下、アビーム)と日本オラクル株式会社は12月18日、SaaS型コンタクトセンターソリューションの分野で協業すると発表した。アビームが提供しているSaaS型コンタクトセンターソリューションに日本オラクルのSaaS型CRMアプリケーション「Oracle CRM OnDemand」を連携させ、提供を開始する。
アビームが10月より提供している「SaaS型バーチャルコンタクトセンター構築支援サービス」は、オープンソースIP-PBXソフト「trixbox Pro」をベースに、同社のコンサルティングサービスを付加したソリューション。複数の企業内コンタクトセンターや在宅コンタクトセンターを仮想的に統合できるほか、業務量の変化に応じて、席数を柔軟に変更できる特徴も持つ。
今回の協業で両社では、SaaS型バーチャルコンタクトセンター構築支援サービスとOracle CRM OnDemandを連携させ、両社共同で顧客に提案活動を行っていくという。なお、このSaaS型コンタクトセンターソリューションは、従来の導入ケースに比べ、最大90%のコスト削減を実現できるケースも想定されているとのことで、コンタクトセンターの業務コンサルティングはアビームが、CRMアプリケーションの導入支援は日本オラクルがそれぞれ担当する。
価格は、1ユーザーあたり1万68円/月から。最短1年の契約期間が必須となる。
■ URL
アビームコンサルティング株式会社
http://www.abeam.com/jp/
日本オラクル株式会社
http://www.oracle.co.jp/
プレスリリース
http://www.abeam.com/jp/news/pr2008/20081218.html
( 石井 一志 )
2008/12/18 11:48
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