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テクマトリックス、XMLの妥当性が検証可能になった「Parasoft SOAtest」新版 |
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テクマトリックス株式会社は12月24日、米Parasoft製のSOAテストツール新版「Parasoft SOAtest 5.5.2」の販売・出荷を開始した。Parasoftの国内販売代理店として、マーケティングやサポートなどの活動も展開する。 Parasoft SOAtestは、セキュアで信頼性が高いSOAシステムを開発するためのテストツール。WSDLの検証からWebサービスの相互運用性、クライアント/サーバーの単体テスト、機能テスト、負荷テスト、さらにはセキュリティテストまで、さまざまな角度からWebサービスを検証できる。 また、サービスを構成する各サーバーおよび各クライアントが相互接続されていなくても、ツール内部に有する仮想サーバー・クライアントを用いて、それぞれを独立してテストできるのも特長という。このため開発の早い段階から検証を実施し、問題の原因追及と修正作業が行える。 新版では、XMLメッセージの妥当性を検証するためのアサーション機能「XML Assertor」を搭載した。同機能では、メッセージ中の要素の文字列内容や要素のオカレンス（実現値）の個数・数値内容を、「期待される値」や指定した正規表現と比較することができる。これにより、ビジネス要件に適しているか、またはサービスを修正しても要件を満たしているかを即座に確認できるという。 加えて、通信メッセージの品質確保や検証の準備を容易にするさまざまなツールを搭載した。XMLの記述が整形式に準拠しているか検証する「XML Validator」や、インデントを整える「XML Beautifier」、テストで得られたレスポンスから値を抽出して別のテストの入力として利用できる「Data Bank」などが追加されている。 そのほか、銀行取引や決済システムで利用されるISO 8583メッセージを送受信するクライアントをシミュレートできるといった機能強化が図られている。 対応プラットフォームは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista。価格は「Professional Edition」が59万8000円（税別）、負荷テスト機能も備えた「Enterprise Edition」が210万円（同）。いずれも1年間の保守サービスを含む。 ■ ＵＲＬ テクマトリックス株式会社 http://www.techmatrix.co.jp/ ニュースリリース（PDF） http://www.techmatrix.co.jp/products/quality/soatest/documents/news/20081224/20081224_soateset552_newslealease.pdf
（ 川島 弘之 ）
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