株式会社ネットジャパンは12月26日、サーバー用デフラグツールの新版「NetJapan PerfectDisk 2008 Exchange Server Edition」を発表した。同日より出荷開始する。
同製品は、Exchangeデータストアのコンパクト化と最適化を行い、パフォーマンスを改善するデフラグツール。独自のファイル再配置方式「SMARTPlacement」により、ファイルの更新頻度を分析し、頻度の高いファイルを空き領域側にまとめて再配置することで、断片化の発生する領域を縮小することができる。また、Windows標準の最適化プログラムではサポートされていない、システムファイル、空き容量、メタファイルもデフラグできるのが特長。そのほか、ドライブの詳細分析、スケジューリングによる自動実行、CPUスロットリング、電源検知などインテリジェントな機能を多く備えているという。
新版では、Exchange Server 2007とWindows Server 2008に対応し、64ビットOSをネイティブでサポートした。併せてユーザーインターフェイスを一新したほか、空き領域の回復機能を追加した。これは不要なファイルを削除して空き領域を増やすことができるもので、デフラグ前に実行することでより高い効果が期待できるという。さらに新しいエンジンにより、SMARTPlacementの処理速度が高速化され、メモリ使用量も前版と比較して15~20%削減されたとしている。
対応OSは、Windows Server 2008/Server 2003/Server 2003 R2/2000 Server。サポートするExchangeのバージョンは、5.5/2000/2003/2007。
価格は、2ライセンスまでの場合、4万4000円(税別)/ライセンス。3ライセンス以上の場合、3万3000円(同)/ライセンス。このほか年間サポート料がかかる。
■ URL
株式会社ネットジャパン
http://www.netjapan.co.jp/
ニュースリリース
http://www.netjapan.co.jp/nj/press/news_release/nj_e/npd9ec.php
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( 川島 弘之 )
2008/12/26 17:43
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