富士通株式会社と株式会社富士通総研は1月6日、安心安全ソリューション「SafetyValue(セーフティバリュー)」において、新型インフルエンザ対策関連ソリューションを提供すると発表した。
SafetyValueは、企業の災害やセキュリティインシデントなどへの対応から、コンプライアンス強化、内部統制対応などの企業価値向上のためのガバナンスまで支援するソリューション体系。今回、SafetyValue強化の一環として、新型インフルエンザへの対策ソリューションが用意された。
新型インフルエンザ対策関連ソリューションは、1)新型インフルエンザに対する行動計画を策定する「行動計画策定ソリューション」、2)新型インフルエンザ発生時、自宅や代替拠点からの業務継続を支援するリモート接続やデータのバックアップ、電話会議、安否確認のサービスを提供する「事前対策ソリューション」、3)組織の対応能力を評価し、継続的に強化するための「教育・訓練ソリューション」、の3つのソリューションを体系化したもの。
行動計画策定ソリューションで提供される「新型インフルエンザ対応計画策定コンサルティング」は、300種類以上の新型インフルエンザ行動計画テンプレートにより、最短1カ月で行動計画を策定するコンサルティングサービス。そのほか、教育・訓練ソリューションでは、従業員教育用のe-Learningや新型インフルエンザ訓練評価サービスなども新たに用意されている。
価格は個別見積もり。同社は2011年度末までに50億円の売上を目標としている。
■ URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2009/01/6.html
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( 福浦 一広 )
2009/01/06 16:00
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