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芝通、仮想マシン上のアプリ監視制御ソフト「TANAGOKORO for VMware」


 株式会社芝通は1月19日、仮想マシン(VM)上のアプリケーション監視制御ソフト「掌 TANAGOKORO」を発表した。VMware向けの「TANAGOKORO for VMware V1.0」を同日から提供する。

 TANAGOKORO for VMware V1.0は、VMwareで仮想化されたVM群で動作するアプリケーションを監視・制御するソフト。VMware自身では、OS基盤機能の監視制御機能がサポートされているものの、VM上で動作するアプリケーションを対象とした監視には対応していない。TANAGOKORO for VMwareはそれを補完することができる。

 具体的には、VMwareのVirtualCenter上で動作し、各VMの死活監視・再起動・起動・停止が可能。障害検知時にはメールを送信することができる。また、各VM上のアプリケーション監視として、HTTP・FTP・SSH・Telnet・Pingなどのプロトコルをカバーするほか、全ポート指定可能のポートスキャンが可能。さらに障害対処機能として、監視ポーリングの設定、障害時のメール通知、Syslog転送先の設定、VM再起動、プール移動などをサポートする。

 「VMware ESX Server 3i」もしくは「VMware ESX Server 3.5」に対応。推奨は後者。監視コンソールの動作環境としては、Windows XP/Vista、Internet Explorer 6.0 SP2以上、XGA(1024×768)以上の解像度を要する。

 ライセンス価格は9万8000円(税別)、保守費用は1万9600円(同)。



URL
  株式会社芝通
  http://www.shibatsu.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.shibatsu.co.jp/jp/news/2009/090119.html


( 川島 弘之 )
2009/01/19 14:40

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